アンチエイジング
2022年11月16日
私たちは産まれた時は、温かくて・柔らかくて・動きは激しいですよね。
加齢と共に、 冷たく ・硬く ・動きも鈍くなって来ます。
ということは、アンチエイジングはこれに抗えばいいわけです。
温かくして、柔らかくして、よく動く
至極単純で当たり前のことです。
患者様に教えて頂くこと
2022年10月23日
右顔面麻痺の患者様の治療を1年以上定期的に続けさせて頂いている。顔面麻痺は症状が軽くなったと放置していると、ストレスや気候の影響でぶり返す傾向が強い。
この方はストレスの多い仕事に就かれているおりご本人が強い意志で通ってくださっている為、確実に症状は改善し、改善プロセスはこちらにしっかり伝わっています。
先日、右顔面麻痺再発気味の患者様がいらしたが施術箇所は全く同じで、かなり楽になられた様です。
治療室を開設して23年、施術やお話での患者様とのコミュニケーションで培われた人生観や知識や技術は非常に大きくこれはまさに宝です!!
刺激に対する感受性は人それぞれ
2022年10月10日
70代女性。刺激に対する反応がとても繊細故、鍼刺激は今まで避けていましたが(鍼を使わなくても症状改善出来る)、昨今の激しい気候変動に「体が言うこと聞かず視界も狭くなり何をやるにもやる気が起こらない。特に首が辛いので今回は鍼を打って欲しい。」と来室されました。
一回一回の鍼刺激が伝わって行く様が、その方の言葉を通じて手に取る様にこちらにも伝わって来ましたが、施術終了後は「視界が開けて明るくなった。体が嘘のように軽くなった。鍼って凄いですね!」との感想!鍼師としては格別に嬉しかった。
猛暑で体が硬くなっている!
2022年09月23日
此のところ、体が硬くなった患者さんが際立って目立ちます。猛暑だったこの夏、冷たいものの摂り過ぎは体を中から冷やしますし、日常的な冷房使用は必要以上に体を冷やします。足先からのジンジンと来る冷えは誰もが経験するところです。
季節の変化で外気は涼しくなり厚着をし始めても、芯が冷え硬直した筋肉は直ぐには対応出来ず硬いままで、体を動かすと痛い、特に起床時に動きずらく無理に動かそうとすると激痛に襲われたりします。
状態にもよりますが、大体1~数回の施術で何とか普通に動けるようになります。後は施した鍼刺激によって徐々に体が練れて来ます。
何度も言うようですが、個人差があり鍼の刺激は強すぎるという方も中にはいらっしゃいます。そんな方の施術も何度もやって来ましたが、手技だけでも充分に改善します。選択肢は多いほうが有難くはありますが・・。
夏の冷え、寝違え、ギックリ腰
2022年09月03日
今年の夏のような異常気象は、それでなくても体は緊張(ストレス)を強いられますが、その暑さの為クーラーを多用しますし、更に冷たいものを摂り中から体を冷やします。外気が暑い内はまだしも、過ごしやすい季節になってくると体の中の冷えだけが取り残されるからでしょうか、秋口にかかる今は明らかに体の芯が硬くなっていらっしゃる方が目立ちます。こうした状態だと不意の動作時に寝違えやギックリ腰のリスクが一段と高まるようです。実際この時期そうした患者さんが増えます。
ほとんどの場合筋拘縮による立て付け(骨格)の問題なので、関節に関わる筋肉をバランス良く調整することで一回あるいは数回の施術で回復します。 厄介なのは、発症時に「ピキッ」と来た後に「ジワー」っと温かい感じがあった時! 内出血を起こしている可能性があり、治すのにある程度の時間が掛かります。この場合、消炎剤の使用を考えて頂き、当室の治療としては患部から遠い処から緊張を緩めて行きます。
夏バテ・寝違え・ぎっくり腰
2022年08月18日
異常に暑い夏でした。クーラー、冷たいものの取りすぎ等、体は冷えきっているので筋肉が硬くなって関節の動きも硬くなり、体がだるくなるとか「寝違え」とか「ぎっくり腰」が起こりやすくなっています。不意な動きは危険です。ギクッと来てひどい場合は動けなくなってしまいます。
当室では、関節に関わる緊張した筋肉繊維をバランス良く緩めながら動ける範囲を拡げ、通常の動きを取り戻し、痛さ・だるさを改善します。
骨格は体を支える箱
2022年07月09日
骨格は、内臓を収納し体を支える箱のようなもの。
この箱がひしゃげてしまうと、神経や血管等の所謂「配線」が影響を受け痛みや痺れを誘発し酷い場合は動けなくなってしまいますし、内臓そのものにも影響が及びます。
人体は元々左右対称ではありませんから、重力の影響を受け続ける中で骨格変形のリスクは常に内在しており、とりわけ加齢や運動不足はこれに拍車をかけます。
バランスの悪い状態が固定してしまうともはや自身の力で元の状態を取り戻すのが非常に困難になってしまいます。
当室では、骨格を支える筋肉や腱のバランスを鍼によって元の状態に戻して行く事で、痛みを取り体を取り戻すお手伝いをします。
私自身も1日1時間の歩行や日常的になるべく動くということは日々実行していますが、加齢により体が硬くなっているなと感じていて、当室に出入りする若い人に鍼を打ってもらっています。いつまでも元気に動き回っていたいですから・・・。
体壁内臓反射 内臓体壁反射
2019年01月17日
内臓の状態は体の表面に反映するし、 体の表面への刺激は内臓に反映するということです。
ですから鍼灸は、骨格調整のみならず、どんな風にも治療を組み立てられます。
脱力
2019年01月08日
凝りの強いのは、緊張タイプの方に多い様な気がします。筋肉のパフォーマンスは、脱力している時と緊張した時の落差が大きいほどアップします。脱力と緊張のメリハリがなく、いつも緊張した状態でいると、筋肉は硬直してきて、脱力しようにも出来なくなってしまいます。意識的に力を抜く練習をし、脱力を体感することは思った以上に難しいけれど、それが出来るようになれば多大な恩恵が得られます。
治す、活かす、体に任せる
2018年12月25日
私の仕事は、第一にまず患者様の辛い症状を改善することです。
からだの辛さがなくなり自由に動くようになれば身体は活性化します。
活性化すれば、からだは自然に環境に順応し、調整機能を発揮します。
人のからだは強いようで弱い。弱いようで強い。
その「強い」時と言うのは、調整機能が発揮されている時だと思います。
全てはそこから始まるのではないでしょうか?